|
<概説>
人間の妄執を好み、想念を食らう実体の無い妖魔。それゆえに人間社会に溶け込む術に長け、よほど大規模に活動しない限り発見は困難とされている。
実体化する時は人型の茎を持った巨大な蓮の花の姿を取り、放つ香りは強力な幻覚作用を持つ。それを利用して獲物の自由を奪うと同時に、意識を不安定な状態にしてから魂を捕食する。
その特性から直接的な戦闘力は低いと思われがちだが、巨大植物の太い根による打撃および絞めつけは生身の人間にとっては十分に驚異的であり、花弁の中央に位置する口は大抵の物を丸呑みにしてしまう。
<見解>
・根に捕まったら厄介だが、周囲を囲まれ逃げ場は無い。どうする?
・植物なだけに、火には弱そうだが…
・根を攻撃したところで大した効果は期待できないだろうな。
|