|
<概説>
実体を持たない低級霊が人間に取り憑き、現世に介入する力を得た存在。または取り憑いた霊そのものを指す。
取り憑く対象となる依代(よりしろ)が居なければ脅威とはなり得ない存在ではあるが、それはつまり直接的な手段で滅ぼす事が出来ないと言う事でもある。憑依中は依代と感覚的に繋がっているため苦痛を感じる事はあるが、物理的な攻撃では実質、依代を傷つける以上の効果は期待できない。
霊はその恨みの念の強さや現世への執着度合いによって個体ごとの能力は大きく異なるが、手を触れずに対象物に力を加える念動力、およびそれによるポルターガイスト現象などの能力を備えている場合が多い。一見地味なこの能力は、だが物理的、魔術的な干渉を受けにくいために完全に防ぐ事は難しい。
<見解>
・まずはこの厄介な念動力を封じないとな。
・下手に攻撃しても娘を傷つけるだけだ。
・実体を持たない存在を滅ぼす手段と言えば・・・
|