むかーし昔のある日の事
一人の青年が、ふとした事から不思議な世界に迷い込んでしまいました
そこは青年のような人は一人も居なくて
代わりに動物の耳や尻尾を持った住人たちが住む奇妙な街でした
青年はもう何が何だか、訳も分からず大慌て
「ここはどこ?オレは誰?っていうかコレは夢?」
頭を抱える青年をよそに、街の住人たちは青年を
『ヒト様』と呼んで崇め始めます
最初は戸惑う青年でしたが、王様のようにもてはやされて悪い気がするハズありません
結局青年は、
『ヒト様』として街に居座る事に決めました
※
『ヒト様』としての生活を満喫していた青年でしたが、一つだけ困った事がありました
仕事をする必要もなく一日中ダラダラ
好きな時に眠れて、食事はいつもお腹一杯食べられます
でもそうなると、次に欲しくなるのが
……そう、夜のお相手
でも街の住人たちにはキチンとした周期の発情期があって
万年発情期なのは
『ヒト様』だけだったのです
始めは我慢していた
『ヒト様』ですが、我慢するにも限度ってモンがあります
とうとう
『ヒト様』権限で、街の住人を無理矢理襲っちゃう事にしました
「オラオラ、さっさと脱ぎやがれぇっ!!」
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しぃ |
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ひー |
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??? |
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??? |
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??? |
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ヒト様 |
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??? |
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??? |
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??? |
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??? |
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??? |
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